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大晦日定なき世の定かな・井原西鶴の意味とは

大晦日定なき世の定かな・井原西鶴の意味とは

●意味

混沌としたこの世にもはや守るべき定(さだめ)
というものはなくなったが、不思議と大晦日だけは
みなが律儀に新年を迎えようと定めにしたがっている
(引用:自在コラムさん)
 

寛永19年(1642年)頃、大坂・難波に生れ、
15歳頃から俳諧師を志し談林派を代表する
俳諧師として名をなした。

一昼夜の間に発句をつくる数を競う
矢数俳諧の創始を誇り、またそれを得意とした
(最高記録は23,500句)。

その奇矯な句風から阿蘭陀流(オランダりゅう)と
腐される。天和2年(1682年)に
『好色一代男』を出版し好評を得、その後
様々なジャンルの作品を出版。

従来の仮名草子とは一線を画する物として、
現在では以後の作品を浮世草子と区別している。
元禄6年(1693年)没。

代表作は『一代男』の他に『好色五人女』
『日本永代蔵』『世間胸算用』など。


大晦日定なき世の定かな

浮世の月見過しにけり末二年


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